中途採用の面接の特徴
新卒採用との違いとは
採用面接には、新卒採用と中途採用の2種類がありますね。
サラリーマンなら原則として誰もが新卒採用の経験者ですが、その新卒採用と中途採用では、かなり大きな違いがあります。
両者の違いをまとめると、下記のようになります。
【新卒採用】
採用時期・人数 |
応募者 |
---|---|
・毎年一定の時期 |
・属性は類似
・職務経験はなし、ほぼ同年代 |
【中途採用】
採用時期・人数 |
応募者 |
---|---|
・不定期、突発的 |
・属性は比較的バラバラ
・キャリア、年齢も比較的さまざま |
中途採用はイレギュラー
中途採用は、新卒採用に比べて、採用側も応募側も
「足並みが揃わない」
ことが特徴です。
言い換えると、多くの中途採用というのは良くも悪くも「イレギュラー」なものなのです。
新卒採用では毎年だいたい決まった時期に、ある程度の人数を一括して採用するのが一般的です。
一方、中途採用は不規則で、採用人数も比較的少数になります。
そのため、選考側の準備も新卒採用に比べて不十分なことが多くなります。
また、中途採用では採用部署の現場担当者が、忙しい日常業務から時間を割いて選考に加わるケースが多く、選考スキルにもバラつきがあります。
そこへ持ってきて、中途採用の応募者は、新卒採用の応募者と比べて、年齢もバックグラウンドもかなりのバラつきがあるのです。
したがって、中途採用にはより「選考がブレやすい」傾向がある、と言うことができるでしょう。
だからこそ、取り組み方次第で、挽回のチャンスや、逆に足下をすくわれるリスクがあるのが、中途採用の面接なのです。
このサイトを見ているあなたは、もちろん面接を優位に進めることができるはずです。
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