面接が終わった後にできる面接対策2
面接が終わった後にやるべきこと
面接が終わった後にやるべきことは、礼状を出すことだけではありません。
今後の面接を少しでも有利に進めるために、面接直後にやっておくべきことがあります。
面接終了直後にやるべきこと
面接の本編が終わったら、気を抜かずに面接官に次のことを確認しましょう。
- 『選考結果の連絡日』
今回の面接の選考結果が、いつ頃どんな手段で連絡されるのか、必ず確認しましょう。
この時点では不明なこともありますし、予定通りにいかないこともよくありますが、今後の活動予定を立てるため、できるだけ情報をもらうようにします。
特に最終面接が終わり、内定が出るかどうかの段階では、他の候補企業との面接・交渉にも影響しますので、注意しましょう。
- 『面接官の氏名』
こちらは必須ではありませんが、可能であれば面接官の氏名を聞いておきましょう。
今後連絡を取る必要が出る可能性もありますし、面接の礼状を送るためでもあります。
面接から帰ってからやるべきこと
面接当日は疲れているでしょうが、受けっぱなしで終わっては、貴重な面接機会を活かすことにはなりません。
必ず記憶の新しいその日のうちに復習をし、その後の面接対応の改善につなげましょう。
具体的には、エクセルなどを使って下記のようなデータ管理をしておくと良いでしょう。
- 実施日時
- 会社名
- 面接担当者名、肩書き
- 所要時間
- 面接全体の感想・手応え
- 主な質問項目
- うまく答えられなかった質問
- その他問題点と改善策
- その他気づいたこと
- 礼状送付の有無
- 選考結果連絡予定
・それに対する実際の回答
・どのように回答すべきだったか
特に大切なのは、「うまく答えられなかった質問」の振り返りと、回答の検討です。
今後面接で同じような質問をされた時に、うまく答えられるように準備をしておく。
この地道な作業を繰り返していくことで、面接の対応力が確実にアップしていきます。
逆に、うまく答えられなかった質問をそのまま放置しておくと、何度も同じような失敗をして、貴重な面接機会をムダにすることになります。
また、上記の個別企業の面接データの管理とは別に、共通のデータベースである「想定問答」ファイルも随時更新・追加していきましょう。
面倒でも、復習と対策を怠らない人が、最終的に転職活動の勝者になります。
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