面接が終わった後にできる面接対策1
面接が終わった後にできることがある
「面接が終わったら、あとは神に祈るだけ」
そう思っていませんか?
実は、面接が終わった後にも、面接を通過する確率を高めるためにできることがあります。
それは…
「礼状を書く」
ということです。
つまり、「面接という機会を頂けた」ということに対して、書面でお礼を言うということです。
「そんなことをして効果あるの?」
と思うかもしれませんね。
確かに、それだけで選考がひっくり返るような効果はないでしょう。
しかし、選考する側も人間です。
評価には直結しなくても、どこかで選考にわずかでも影響する可能性はあります。
面接が終わった後に、受験者の1人が丁寧に礼状を送ってきたら、多少なりともその人に良い印象を持つことでしょう。
なぜなら、わざわざそんなことをする人は、ほとんどいないからです。
あなたが選考で「箸にも棒にもかからない」状況なら難しいでしょうが、当落線上でライバルと競っているような状況では、この「ささいなこと」が決め手になる可能性もないとは言えないのです。
実行する人が少ないからこそ
面接の度に礼状を書くのは面倒ですし、多少なりともお金も掛かります。
それでも私は、コンサルの受講者に対して、必ずこの礼状の効用を説き、できるだけ実行するようにアドバイスします。
そして、ミーティングの度に面接後に礼状を出したか確認しますが、それでも「出した」と答える確率は、おそらく1~2割程度です。
私が口を酸っぱくしてアドバイスしてその程度です。
強制もされない、その知識もない一般の人が礼状を出す確率がどれ程低いかは想像がつくことでしょう。
今私がこうしてこのサイトで勧めても、やっぱり実行する人はおそらく一握りです(笑)。
だからこそ、礼状をきちんと出す人にはチャンスがあるのです。
実際、礼状を出すコンサル受講者の通過率は出さない人に比べて明確に高いと感じます。
(礼状を出すほど意識が高い人は、もともと優秀な方が多いということもありますが)
あなたも騙されたと思ってぜひ試してみて下さい。
具体的な書き方は、「面接後の礼状の書き方」のページでお話します。
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