「りくなび」だけじゃない:求人サイトの基礎知識
求人サイトを分類する
ひとくちに求人サイトと言っても、インターネット上には無数に存在しますが、その性質・内容によっていくつかの種類に分類することができます。
以下のように整理して理解することが、求人サイトの攻略につながります。
求人サイトの運営方法
求人サイトを運営方法で大きく分けると、
- 税金で運営される公的な求人サイト
- 手数料・報酬で運営される民間の求人サイト
(ハローワークや都道府県が運営するもの等)
に分けることができます。
民間サイトの成り立ち
次に、民間の求人サイトの成り立ちに着目すると、
- 新聞や求人誌等の紙媒体が元になっているもの
- 最初から求人サイトとして始まったもの
(朝日求人ウェブ(朝日新聞)、DODA(同名の有料求人誌)など)
(該当サイト多数)
に分けることができます。
民間サイトの収益構造
さらに、民間の求人サイトの収益構造に着目すると、
- 求人企業から求人掲載時に掲載料を受け取る求人サイト
- 求人企業から採用成立時に成功報酬を受け取る求人サイト
- 応募があった時に求人企業から報酬を受け取る求人サイト
- 求人企業からは料金を受け取らず、広告料で運営する求人サイト
(朝日求人ウェブ、日経キャリアNETなど)
(ジョブセンスリンクなど)
(ワークゲートなど)
(indeedなど)
に分けることができます。
民間サイトの属性種別
民間の求人サイトをその属性ごとに大別すると、以下のように区分することができるでしょう。
- 独立型求人サイト:単独で運営している求人サイト。様々な業界・職種の求人を扱った「総合型」と、特定の業界・職種に特化した「特化型」がある。
- ポータル型求人サイト:独自の求人情報を持たず、提携する求人サイト群から大量の求人情報の提供を受けて運営している求人サイト。
- 検索エンジン型求人サイト:採用企業から求人掲載を受託するのではなく、インターネット上から自動的に求人情報を収集・蓄積する求人サイト。
- 紹介会社単独型求人サイト:大手の人材紹介会社が単独で運営している求人サイト。
- 紹介会社集合型求人サイト:多くの人材紹介会社と提携して運営されている求人サイト。
(リクナビNEXT(総合型)、マスメディアン(マスコミ業界特化型)など)
(転職EX、So-net仕事探し など)
(indeed、仁王 など)
(リクルートエージェント、パソナキャリア など)
(en転職コンサルタント、イーキャリアFA など)
この属性種別については、他のページでそれぞれ詳しく説明します。
※なお、インターネットの世界は非常に変化が早いため、当サイトに記載している情報も最新でない可能性があります。予めご了承下さい。
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