公的機関の知識と活用:人材銀行
人材銀行の概要
※人材銀行は、平成28年3月31日をもって廃止されました
概ね40歳以上の管理職、専門職、技術職に従事してきた方を対象に職業相談、職業紹介を行う、ハローワークと同じく厚生労働省が管轄する機関です。
(ただし、東京・神奈川・福岡は民間事業者に委託)
拠点は削減の一途をたどっており、最近では平成24年に6箇所の人材銀行が廃止され、現在は東京、埼玉、愛知、京都、大阪、福岡の6箇所のみとなっています。
人材銀行名 | 所在地 | 電話番号 |
---|---|---|
埼玉人材銀行 | 〒338-0854
さいたま市大宮区桜木町1-9-4 |
048-871-9270 |
東京人材銀行 | 〒100-0006
東京都千代田区有楽町2-10-1 |
03-3212-1996 |
名古屋人材銀行 | 〒450-0003
名古屋市中村区名駅南2-14-19 |
052-582-2425 |
京都人材銀行 | 〒600-8216
京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町735-5 |
075-361-8609 |
大阪人材銀行 | 〒541-0054
大阪市中央区南本町1-8-14 |
06-6271-4190 |
福岡人材銀行 | 〒810-0001
福岡市中央区天神2‐8‐49 |
092-737-7031 |
人材銀行の活用
ハローワーク同様、無料で利用できますし、条件を満たす人なら誰でも利用できます。
ただし、ハローワークの求人と比べると、求められる条件も提示される待遇も比較的高いと言えます。
ハローワークと違う点は、求人企業側も求職登録者の登録情報を検索できる仕組みになっていることです。
あなたの登録情報を見て、企業から面接の申し込みが来るかもしれません。
また、人材銀行での求職活動の有効期間は6ヶ月となっていることも、ハローワークと異なります。
しかし、拠点が全国に6箇所しかないので、近くに無ければそもそも利用できません。
したがって利用者も限られますが、40歳以上を対象とする中高年にはありがたい機関なので、利用できる環境の人はぜひ足を運びましょう。
なお、「40歳以上」の年齢条件や「管理職、専門職、技術職」という職務条件がありますが、条件的に微妙な方も受け付けてくれる可能性はありますので、まずはトライしてみて下さい。
受け付けてくれれば良し、ダメならハローワークを利用すれば良いのですから。
人材銀行の求人案件数はそれ程多くありませんし、「利用できれば儲けもの」くらいに思っておくと良いでしょう。
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