時代に逆行することも差別化の1つ:デジタル時代にあえてアナログ
依然として残るアナログ媒体
インターネットの普及の影響は転職活動にも及び、応募先探しにおいてもインターネットは絶対に欠かせない手段となりました。
求人サイトは星の数ほどありますし、その中から希望の求人を一瞬で検索することも可能になっています。
インターネットを応募先開拓の中心に置くことは当然のことでしょう。
しかし、便利だからといって、完全にインターネットだけに限定してしまって良いのでしょうか?
新聞
インターネットの普及に押されてかつての勢いを失っているとはいえ、新聞には今も求人欄が存在します。
一口に新聞と言っても、全国紙に地方紙、英字新聞、そして各業界に特化した業界新聞などもあります。
新聞に折り込まれる折込チラシにも多くの求人情報が載っています。
求人誌
また、同じく紙媒体のものとして、無料求人誌があります。
かつて隆盛を誇った有料の求人誌はほとんど姿を消しましたが、広告料で運営されている無料求人誌は、駅やコンビニなどで大量に配布され、大きな存在感を放っています。
アルバイト等、非正社員向けの求人誌も少なくありませんが、実は使い方次第では、そうした求人誌も正社員としての応募に活用できるのです。
(※詳しくは別のページで紹介します)
デジタルだけで勝てない人はアナログで差別化を
新聞を入手するにはお金がかかりますし、無料求人誌も継続的に入手するにはそれなりの手間がかかります。
(※新聞は図書館等を利用すれば無料で閲覧することができます)
でも、多くの人がインターネットで求人を検索するようになった今、こうした言わば「アナログ媒体」をお金や手間暇をかけて手に入れ、チェックすることは、実は大きな差別化となり得ます。
デジタル・アナログの両媒体をチェックすることで求人の見落としが減るということに加えて、アナログ媒体はデジタル媒体に比べて継続的にチェックする人が少ないために、それだけ有利になるからです。
実はそうしたアナログ媒体の中には、求人サイトも並行して運営しているところ少なくありません。
ですから、媒体によってはわざわざ紙媒体を入手してチェックしなくても、求人サイトをチェックすれば済むものもあります。
しかし、求人サイトにはすべての求人を載せていないところが多いですし、そもそも求人サイトを運営していない媒体も多いので、依然として紙媒体でなければアクセスできない求人情報は少なくないのです。
あなたがデジタル媒体だけで結果を出すことができるのであれば問題ありません。
でも、なかなか思うように成果が得られないのであれば、アナログ媒体も並行して利用することで活路を見出すことができるかもしれません。
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