自己PR文と面接の関係
自己PR文は強力な面接対策でもある
自己PR文というのは、書類選考を突破するために非常に効果的なツールです。
過去の実例で言えば、自己PR文を作る前に比べて書類選考を通過する確率が10倍以上になった受講者もいました。
でも、それだけが自己PR文の役割かといえば、答えはNOです。
そもそも面接というのは、応募書類に書かれた情報をふまえて行われるもの。
つまり、応募書類は書類選考を行うためだけの資料ではなく、面接の基礎資料でもあるわけです。
面接対策としても自己PR文の効果は強力です。
書類選考をパスしたライバルのほとんどは、履歴書と職務経歴書だけ、つまりそれらに記載された学歴や職歴、業務実績などのいわば「スペック情報」だけを頼りに面接を迎えることになります。
それに対して、あなたが効果的な自己PR文を提出していたとしたらどうでしょうか。
自己PR文では一連の文章であなたの人間的な魅力が活き活きと描かれています。
採用担当者は面接の前にすでにあなたの良さを「感情で」理解してくれているので、好感や親近感を持って面接に臨むことになります。
原則として初対面である面接で、この違いがどれだけ大きなことであるかは想像がつくでしょう。
実際、面接の席で、
「あ、あの自己PR文の○○さんですね」
「この自己PR文は大変興味深く拝見しました」
「自己PR文を見てぜひお話を聞いてみたいと思っていました」
といった言葉をもらったと、多くの受講者から報告を頂いています。
面接の本編でも、自己PR文のエピソードは格好の質疑のネタとなり、より心理的な距離を縮めることにつながります。
かくして自己PR文は面接を突破するためにも大きな役割を果たすのです。
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