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受験と切っても切れない関係:和多田と資格(その2)

和多田の資格受験歴、取得歴

 

偉そうなことを言っていますが、私が受験した資格は下記くらいで、私よりもたくさんの資格、難しい資格を取った方はいくらでもいるでしょう。

 

ですので、そんな方は私が書いた資格の話は読み飛ばして下さい(苦笑)。

税理士試験(不合格)

 

恥ずかしいのであまり口外していませんが、実は和多田には税理士試験にチャレンジし、挫折した経験があります。

 

大学では会計ゼミの劣等生だった私でしたが、出版社に勤務して3~4年位の頃に会計の世界への思いが蘇ってきての受験でした。

 

編集の仕事が忙しいのに、税法2科目を同時受験しようとしたこと、そして通学時間を省くために通信教育で受験しようとしたことがネックとなり、十分な勉強時間を確保できないまま中途半端な準備であえなく玉砕しました。

 

(通信教材を作る仕事をしていながら通信教育で失敗したのは笑い話です)

 

この時はまだ自分の中で「正しい勉強法」が構築できていませんでしたね。ただ、この失敗は後に活かすことができました。

 

DTPエキスパート(合格→現在は失効)

 

出版社では編集者として原稿を書く仕事をしていましたが、Macintosh(いわゆる「マック」)のパソコンで印刷物を編集する仕事にも興味を持っていました。

 

そこで、自費でスクールに通ったりマックのパソコンを買ったりして(今からは信じられないくらい高かった!)勉強していました。

 

そして取得したのが「DTPエキスパート」です。
(DTPとは「デスクトップパブリッシング」の略で、パソコンで印刷物を編集することを指します)

 

ただ、ほぼ講義を聞いて選択式の筆記試験を受ければ取れる資格で、パソコンでの編集実務にそのまま活かせるものではありませんでした。

 

資格の保持に必要な更新もせず、和多田にとっては「死格」となってしまいました…

 

日商簿記(2級、3級合格)

 

社会保険労務士としての独立を決めた時、その前に経理課への異動を実現するために取得したものです(それだけでなく、独立後の実務に役立てることも想定していましたが)。

 

大学で会計ゼミに所属していたので多少の知識はあったとはいえ、見事なほどの劣等生であり、また年数も経っていたので、ゼロに近いところからのリスタートでした。

 

税理士受験時に、大量の教材が1回通読するだけで未消化に終わったことを反省した私は、定評ある参考書兼問題集を2級用・3級用各1冊ずつ購入し、それだけを反復学習して受験することにしました。

 

結果としてはそれで十分であり、3級の準備期間は1ヶ月、2級の準備期間は2ヶ月でしたが、ともに100点満点で合格しました。

 

税理士試験の反省が活かされた資格取得でした。

 

社会保険労務士試験(合格)

 

詳細は他に書いていますのではしょりますが、フルタイムで働きながら、知識ゼロから8ヶ月の準備期間にも関わらず、模試でも合格確実判定を連発し、本番でも上位合格を果たしました(合格率は約8%)。

 

私は独立のために早急に資格を必要としていて、税理士試験のように年1回の試験で5つの独立科目の合格が必要な資格は現実的ではありませんでした。

 

そこで、10科目もの勉強が必要な代わりに、がんばれば1年で取得できる社会保険労務士をターゲットにしたのです。

 

また、私は自分が怠惰であることを自覚しているので、通信講座ではなく強制力のある通学講座を選びました。

 

ここでも税理士試験の失敗を教訓として活かすことができたのです。

 

生命保険代理店資格(現在は失効)

 

社会保険労務士として独立後に取得しました。

 

実は自分が代理店として保険を販売するためではなく、企業を顧客に持つ他の代理店と提携して社会保険労務士業務の紹介を受ける目的で取得しました。

 

このねらいは結果として思ったような成果を得られず、保険代理店としての活動実績もゼロでした。

 

しかし、社会保険労務士としての公的保険の知識に加えて、民間の生命保険商品について学べたことで、保険というもののトータルな理解に役立ち、ムダではなかったと思います。

 

今後の資格との関わり

 

以上が和多田の資格受験歴です。

 

失敗もしていますし、そんなに威張れる程のものでもありませんね。

 

ただ、本音を言えば、数を増やすだけなら、その他の資格もある程度のものならトライすれば取れた自信はあります。

 

自分なりの理論と実践を通じて効果的な受験対策方法をマスターしていたからです。

 

しかし、独立自営者となった今は、サラリーマンの方のように、資格を取って組織内での評価を高め、昇進や転職に活かす必要はなくなりました。

 

また、大切なのは「資格」ではなく「実力だということも十二分に理解しています。

 

ですので、今後資格を取るとしたら、それは資格を取ること自体を目指すのではなく、事業に活かす知識を得るためのペースメーカー的な意味になるでしょう。

 

たとえば、サラリーマンの方にトータルなライフプランをアドバイスするために、ファイナンシャルプランナーの勉強をすることも考えています。

 

いずれにしても、私が目指すとしたら、それは「ペーパードライバー」的なライセンスではなく、あくまでも実務家として活かすための資格です。

 

このサイトでは、あくまでもサラリーマンとして資格を取り、活かすことについて書いていますので、私のお話は1つの参考として読み流してもらえれば結構です。


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