SPI:非言語 頻出問題2『損益算』
出題傾向と問題の概要
テストセンターとペーパーテストの両方で出題可能性のある問題です。
原価、利益、定価などを計算します。
出題サンプル
(1)定価800円の商品Aを10%引きで販売したところ、原価の20%の利益を得た。商品Aの原価はいくらか。
A 230円 B 360円 C 510円 D 600円
E 750円 F 880円 G 920円 H 1,100円
I 1,210円 J A~Iのいずれでもない
(2)商品Bは1個につき原価に150円の利益をのせて定価とした。商品Bを定価の2割引で5個販売したところ、利益は200円となった。商品B1個の原価はいくらか。
A 160円 B 210円 C 290円 D 380円
E 400円 F 480円 G 550円 H 600円
I 660円 J A~Iのいずれでもない
解答
(1)
不明なのは原価のみであり、これをX円とする。
800円×0.9=X×1.2
X=800円×0.9÷1.2=600円
したがって、正解はD.600円。
(2)
原価と定価の両方が不明であり、原価をX円、定価をY円とする。
Y=X+150円…(1)
また、5個割引販売した利益が200円だから、1個あたりの利益は40円。
0.8Y=X+40円…(2)
(1)-(2)より、0.2Y=110円、よってY=550円。
求めるのは原価Xだから、(1)より550円-150円=400円。
したがって、正解はE.400円。
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