低コストで履歴書の写真を量産する方法(その1)
「あなたのイメージを左右する:履歴書における写真の重要性」のページでお勧めしたように、写真のデジタルデータを入手されたという前提で、それを使って低コストで写真を量産する方法について紹介しましょう。
1.自宅のプリンターで印刷する
少し手間はかかりますが、低コストで写真を量産できる第一の方法が、自宅のプリンターで印刷する方法です。
必要なものは、
- インクジェットプリンター
- 写真画質の印刷用紙
です。
すでに自宅にプリンターがあれば、後は用紙を用意するだけですし、もしなくても今なら1万円以下でも十分な性能のものが手煮入ります。
せっかくのキレイな写真データも、普通紙に印刷したのでは画質が落ちて意味が無いので、必ず光沢のある写真画質の印刷用紙を購入して印刷しましょう。
証明写真専用の用紙はおそらく無いと思いますので、L版などの少し大きめの用紙に、複数枚の写真データを割り付けて印刷し、ハサミ・カッターで切り離します。
(L版の場合、履歴書写真が6枚は印刷できます)
データの割り付けは、原則としてパソコンで行います。プリンターに付属のソフトでできる場合もありますが、無ければ「証明写真を作ろう!」などの無料ソフトをダウンロードすると良いでしょう。
(ソフトの使い方はネット検索等で調べて下さい。「証明写真 割り付けソフト」などで検索すれば、その他にもいろいろなソフトが見つかるでしょう)
利用環境にもよりますが、この方法なら1枚あたり10円以下で量産することが可能であり、かつ自宅だけで準備できるので、コストを気にせずいつでもすぐに応募に使うことができます。
ただし、お使いのプリンターの性能によっては思うような画質にならない可能性もあります。
なお、最近のプリンターの中には、プリンター本体だけで写真の割り付け・印刷ができ、パソコンが不要なものもあります。
2.コンビニのプリンターで印刷する
自宅にプリンターが無い場合、わざわざ履歴書写真のために買うのでは低コストに反しますね。
プリンターが無かったり、あっても自分で印刷するのは面倒だという方は、コンビニのプリンターで印刷する方法があります。
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート等の大手コンビニでは、たいていの店舗に写真プリントサービスがあるはずです。
CDやUSBメモリー、SDカードなど(可能なメディアはご確認下さい)で写真データを持参し、店舗のプリンターで印刷します。
料金はほぼ共通で、
・L版写真プリント:1枚 30円
・証明写真プリント:1枚 200円
程度のようです。
上記の方法で割り付け済みの画像データなら、L版写真プリントで30円で済みますから、自宅で印刷するのとほとんど変わらないコストで印刷できることになります。
また、割り付けていないそのままの写真データでも、コンビニの証明写真プリントサービスなら割り付け・印刷が可能です。200円なので少し割高ですが、証明写真1枚分では50円なので、それでも通常の焼き増しよりはかなりコストを抑えることができます。
ご自分の環境、予算、手間を考えて、方法を選んで下さい。
→ 低コストで履歴書の写真を量産する方法(その2)に続く。
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