履歴書パート別解説:氏名・連絡先欄
履歴書の基本中の基本情報が、氏名・連絡先欄です。
ここでは便宜上、氏名や生年月日などの部分と、住所や電話番号などの部分に分けて、注意事項を図を使って説明しましょう。
氏名や生年月日等
概要は上図を見て頂くとして、少し補足しておきましょう。
日付(○年○月○日現在)
数日ならともかく、1カ月も2カ月も前の日付で提出することは、応募の熱意や常識を疑われることになりますので、注意しましょう。
なお、ワードやエクセルには自動的に最新の日時が入る機能があるので、それを使えば手作業で日付を修正する必要もなく、古い日付で提出してしまうミスも避けられます。
- ワード2010の場合、「挿入」→「日付と時刻」から適当な表示形式を選択します
- エクセル2010の場合、「数式」→「日付/時刻」→「TODAY」の後、日付を選択した状態で「ホーム」→「数値」の右下から表示形式を選択します
上記のバージョンが違う人も、「ワード2003 日付挿入」などと検索すれば、表示方法は調べられます。
なお、職歴等の年月の表示形式(西暦・和暦)は応募書類全体を通して統一すべきです。
西暦・和暦どちらでもOKですが、学歴や職歴で昭和と平成をまたぐ年代の方は、西暦で統一した方が読み手にはわかりやすいでしょう。
住所や電話番号等
大切なことは、確実に連絡がつくように、住所と電話番号、そしてメールアドレスを正確に書く、ということです。
特に今はメールアドレスと携帯電話の番号が必須ですが、JIS規格の履歴書にはメールアドレスの欄がありませんので、追加で設ける必要があります。
スペースの調整弁として
この氏名・連絡先欄は、基本情報を正確に伝えられれば良く、基本的には選考を左右するパートではありません。
したがって、次の学歴・職歴欄のスペースを広く取る必要のある人は、この氏名・連絡先欄のスペースを少し圧縮して学歴・職歴欄に回しても良いでしょう。
そんなこともパソコンで作成した履歴書なら簡単にできますね。
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