Vol.4 お客様は神様か
お会いする方、コンサルの受講者の方から、
「和多田さんて人当たりが良いですね」「優しくて親切な人ですね」
と言われることが多い。
だが、その一方で、
「和多田なんて奴はろくな人間じゃない」「親切な指導なんてウソばっかりだ」
などのように思った人もいるかもしれない。
私は自分のことを基本的に温厚な人間だと思っているが、万人に対してではない。
実際、「客を何だと思っているのか」「何様のつもりだ」と直接言われたこともある。
というのは、社会人としての常識やマナーを欠いている人は、受講や相談をはっきりお断りするからだ。
大変残念なことだが、私の方に問い合わせや申し込みをされる方の中には、それらを欠いている人が少なくない。
- 敬語を使わずに話す人
- そもそも名前も名乗らない人
- 無料で何でも聞きたがる人
- 受講者ならどんな要望でも聞いてもらえると思っている人
- ミーティングを平気ですっぽかす人
- 和多田任せで自分でがんばろうという気がない人 等々…
転職が必要になった理由は推して知るべし、という方々だ。
こうした人にまともな転職ができるわけがないし、お金を払って受講頂いても、お互いに不幸になるだけだ。
(お金をもらって仕事を請け負う事業者に見限られるような人間に、経営者が給料を支払って大事な社業を任す道理がない)
本気で転職したいとがんばっている人は、全力で支援したいと思う。
しかし、そう思えない人にも全力を尽くせるほど私は人間ができていない。
客が事業者を選べるように、事業者にも客を選ぶ権利はあるはずだ。
この人ならきっと欲しいという会社が現れると思える人。
転職後、きっと新しい職場に貢献できるだろうと思える人。
私はそんな人のお手伝いをしたいと思う。
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