本活動スケジュールの作成
本活動期間は曜日単位で活動を設定する
前述のように、本活動期間は自分だけの都合で活動スケジュールをコントロールすることはできません。
思うように応募先が見つからないかもしれませんし、ある日突然面接が入ってくるかもしれません。
二次面接・三次面接の日程も自分だけの都合では決められませんし、その間に他の会社の面接も入ってくることでしょう。
そんな状況の中でできるだけ活動量を一定に保ち、着実にゴールに向けて前進するためには、
「毎日の活動をルーチン化する」
ことが有効です。
とは言っても、どれだけ適切な応募先が見つかるかは日によって変わりますし、面接の入るタイミングはそれこそ「神のみぞ知る」です。
ですから、本活動において定めるべきは、
「毎日の応募先を探す場所」
なのです。
たとえば、下記のような感じです。
それぞれの検索場所の意味の説明はここでは省きますが、自分の「チャネルバランス」に応じて、
「月曜日はこの場所で応募先を探し、良いものがあればすぐに応募する」
というように、毎日の活動内容をあらかじめ決めてしまうのです。
これなら、自分の都合で設定することができますし、「今日は何をするか」「明日は何をするか」を悩む必要もなく、活動量を安定して確保することができます。
(※なお、上図では、同じ「ネット●●」が週2回登場していることがわかります。
これは、同じ求人サイトはこのくらいの頻度でチェックするくらいで良いという観点で設定しています。)
もちろん、面接が入ってくる後半期には面接が優先であり、この通りの応募活動はできなくなります。
しかし、その場合もできる範囲で各曜日の応募活動を行えば良いのです。
この曜日ごとの設定は、実際の活動を通して随時修正していって構いませんが、できるだけ曜日ごとのルーチンを守って活動を実践していくことが成功へのカギを握っていると言っても過言ではありません。
よく読まれる関連ページ
- 転職活動計画の必要性
- 転職活動のロードマップ
- 転職希望者のタイプと特徴
- 転職活動の所要期間とゴール時期の設定
- 転職の活動状況の推移
- 転職活動の長期計画と短期計画
- 活動準備期間の構成と2種類の作業
- ステップ1.転職活動の情報収集を行う
- ステップ2.転職活動の環境を整える
- ステップ3.キャリアの棚卸しを実施する
- ステップ4.転職の方向性を定める
- ステップ5.応募書類の作成・改善を行う
- ステップ6.求人チャネルのチェック・開拓を行う
- 求人チャネルの考え方とバランス例
- 本活動期間の全体像
- ネットチャネルの細分化
- 応募活動の実践
- 応募活動と面接活動の両立
- 結果が出ない時の転職活動の見直し
- 結果が出ない時の転職活動の見直し2