前に落ちた会社にまた応募しても良い?:再チャレンジの可否
どうしても諦めきれない会社
「前に落ちているんですが、どうしてもこの会社に行きたいので、また応募しても良いでしょうか?」
こういった質問をしばしば受けます。
本当にどうしても行きたい会社があれば、一度落ちてもなかなか諦められないもの。
その気持ちはよくわかります。
応募しても良いか悪いかと言われれば、答えは1つ。
応募して構いません!
なぜなら、別に違法なことをするわけでもありませんし、
「どうしてまた応募してくるんですか!!」
などと怒られることもありません。
最悪、また落ちるだけです。
何も失うものはありません。
採用される可能性はあるのか
問題は、「採用される可能性があるかどうか」ということでしょう。
どれだけチャンスが有るかは個人差が大きくて、一概には言えません。
まあ少なくとも一度は落ちたわけですから、過大な期待はできません。
でも、「まったくノーチャンス」と端から諦める必要はないでしょう。
というのは、過去のコンサルティングの受講者の中にも、実際に再チャレンジで採用されたケースが何人かあったからです。
企業への郵送応募を繰り返して採用されたケースもあれば、最初は人材紹介会社経由で落ちたが次は直接応募して採用されたケース等もあります。
会社によっては、わざわざ応募の条件に「過去1年間に弊社に応募していない方」のようにうたっているところもあります。
これは、実際に落選から1年以内に応募する人が少なくないことの証拠であり、また見方を変えれば「過去に落ちた人にも門戸を開いている」ことの証拠でもあります。
また、会社によって、過去の応募記録がどの程度厳密に管理されているのかも違いますので、再チャレンジしている事実すら把握されていない可能性さえあります。
そして採用にはいろんな要素が関係するので、タイミングや状況次第で結果はかなり左右されます。
- その時強力なライバルがいるか
- その時どんな人が求められているのか(ポジション、スキル等)
- どんな要素が重視されているのか(年齢、年収等)
- その時の採用担当者や上司は誰か 等々…
あなたが採用基準からかけ離れていたなら難しいかもしれませんが、あと一歩のところで落ちたような場合なら、もう一度チャレンジしてみる価値はあるでしょう。
繰り返しますが、再チャレンジで採用される保証はありません。
しかし、チャレンジしなくてはチャンスはありませんし、残念ながらまた落ちたとしても、失うものは何もないのですから。
再チャレンジしてダメなら、「やっぱり縁がなかった」と諦めもつくでしょう。
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