こんな事例も!?条件外応募による転職活動の成功パターン
「ダメ元」の気持ちが大きな成果を生む
固定観念を捨てて条件外応募に取り組むと、意外な成果が得られる可能性が生まれます。
私が行なったコンサルティングの中でも、いくつもそうした事例を見てきました。
もちろん、同じようなチャレンジをしても同じように成果が得られる保証はありません。
でも、チャレンジしなければその可能性はゼロであり、「ダメ元」の気持ちで試してみることが大切です。
ここではその事例の一部を紹介しましょう。
条件外応募の成功事例
事例1:30代女性Aさん
Aさんは元キャリアウーマンの30代主婦でした。
子供の手がかからなくなったことから再び本格的に仕事をしたいと考えましたが、ブランクが長いこともあってなかなか採用に至りません。
しかし、ある会社のパート募集の求人を見て、正社員希望として応募したところ、以前のキャリアを評価されて正社員として採用され、パート社員の管理業務を任されるようになりました。
事例2:40代男性Bさん
大阪在住のBさんはリストラに遭って再就職活動を始めました。
家庭の事情で大阪を離れられないBさんでしたが、地元の求人にしらみつぶしに応募しましたがことごとく落選してしまいました。
そこで、東京の求人の中から大阪にも拠点を持つ規模の大きな会社に「大阪勤務希望」として応募したところ、ちょうどある会社の大阪支店に急な欠員が出たことで声がかかり、就職が決まりました。
事例3:20代男性Cさん
30歳目前のCさんは、前から興味を持っていた会社の求人を見つけました。
募集のポジションは、一定の管理経験が求められる係長職でしたが、Cさんにはまだ役職経験がありませんでした。
しかし、Cさんのリーダーシップあふれる性格や、後輩の指導経験やアルバイトの教育経験が評価され、希望通り係長として採用されたのでした。
事例4:40代女性Dさん
外資系のマネージャーだったDさんは、業績不振から所属部署が突然無くなり、同時に職も失いました。
転職活動を始めたものの、やや特殊な職種だったこともあり、自分に合った求人があまりなくて途方に暮れていました。
そこで、応募対象を広げたところ、ある会社の「第二新卒可」という若年層向けの求人を見つけました。
自分のスキルにマッチした職務内容であったため、「管理職希望」として応募したところ、年収はかなり下がったものの、管理職候補として採用されることができました。
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