応募書類は見た目が命
中身は大切なれど
「応募書類は見た目が命」
こんなことを言うと、「いや、大切なのは中身だろ!」と思われるかもしれません。
もちろん中身が大切なのは言うまでもなく、それについては徹底的な作りこみが必要です。
しかし、その前提において、中身を正当に評価されるためには、見た目にも最大限の工夫や配慮が必要なのです。
また、見た目によって実際以上に評価される可能性すらあります。
こんなことをワザワザ言うのは、せっかく優れたキャリアや実績を持っているのに、応募書類の見た目への配慮が不十分なために、ずいぶん印象が損なわれている、
「もったいない人」
が多いからです。
特に、自分のキャリアに自信がある優秀な方にそれが多いように感じます。
おそらく、「ありのままに書けばそれだけで採用されるだろう」という意識があるからでしょう。
罫線や表組みがほとんどない、テキストのベタ打ちに近いような書類とか…
しかし、転職市場は相当な激戦です。
多くのライバルがひしめく中で、そうした「見栄えのしない書類」は命取りになる可能性があります。
比べれば一目瞭然
「書類が見た目で損している」私のコンサルの受講者の方に、適切なフォーマットを提供して体裁を整えてもらうと、
「なんか、すごくできそうな人の書類に見えますね!」
「自分の書類じゃないみたいです」
といった感想を漏らされることが少なくありません。
内容は一切変わっていないのに、です。
仮にまったく同じようなキャリアや実力の2人がいたとしたら、採用されるのは間違いなく見栄えのする書類の人です。
一言に「見た目」「見栄え」と言っても、それらに影響する要素はたくさんあります。
- 見出し
- 罫線
- 囲み
- 表組み
- 網掛け
- 箇条書き
- 改行
- 余白
- 書体
- 字の大きさ 等…
これらを適切に活用すれば、メリハリをつけて読みやすくしたり、コンテンツを整然と配置して理解しやすくすることができます。
『内容をしっかりブラッシュアップした上で、見た目にも最大限に配慮して見栄えのする応募書類に仕上げる。』
そうすれば、書類選考を突破する確率はぐぐっと高まるはずです。