収益のあがるウェブサイトの作り方
和多田とサイト作り
私がインターネットに触れるようになってから20年近くになり、独立してからも10数年が経ちますが、その間に作ったウェブサイトはおそらく30以上はあるのではと思います。
(その多くは今では姿を消していますが…)
サイトを本格的に量産している人から見たら取るに足らないほどの数かもしれませんが、一般のサラリーマンの方でそれだけのサイトを作った経験のある方は多くないのではないでしょうか。
初期に作成したサイトはそれは素人丸出しのひどいもので、それに比べれば今ではずいぶんとマシになりました。
確かに私の作成スキルが多少上達していることもあるでしょうが、それよりもはるかに大きいのが、作成ツールの進歩です。
恥ずかしながら、私は今でもHTMLのコードは満足に使いこなせません。それでも当サイトのようなものが作れているのは、作成ツールがあるからこそです。
私が初期の頃に使っていたのは、「ホームページ・ビルダー」というツールでした。
確かにHTMLを意識しなくても基本的なサイトを作ることはできましたが、見栄えのするデザインにするにはスキルが必要でしたし、何よりページ数が増えてくるとファイルの管理が煩雑で大変でした。
CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の登場
他にもいくつかの作成ツールを試しましたが、サイト作りが大きく変わったのが、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の登場でした。
CMSというのは、Webサイトを管理・更新できるシステムのことで、今いちばん有名なのは、「WordPress」でしょう。
CMSを使えば、専門知識がなくてもテキストや画像などを用意するだけでカンタンにサイトを更新することができ、リンクの更新も自動的に行われます。
サイトを作成する敷居がこれによって劇的に低くなりました。
ただし、CMSの難点として、
- インストールが難しい
- 使いはじめるまでの設定が難しい
- サイト全体のデザイン変更には専門知識が必要
といった問題がありましたが、システムの進化によってそれらも大きな問題ではなくなりつつあります。
難しいことがわからなくても、中身(コンテンツ)だけ用意すれば見栄えのするサイトを作ることができ、本当に便利な時代になったとつくづく思います。
あなたに合ったCMSを選ぶ
「で、どのCMSが良いの?」
という質問に対しては、
「自分がいちばん使いやすいものがベスト」
だと答えます(スイマセン…)。
確かにそれぞれのCMSには「SEOに強い」とか「デザイン性に優れる」とか、固有の強みがあります。
でも、もしそのCMSを試して「何となく相性が合わない」「何だか使いづらい」と感じるのであれば、他の人がどんなに絶賛していても、使うべきではないと思います。
なぜなら、自分に合わないCMSでは、長く使い続けることができないからです。
ビジネスサイトは、パパっと一通り作れば終わり、というものではありません。
継続的にページを量産したり改善したりして発展・成長を続けていかなければ、多くの人にアクセスされ、収益をもたらすサイトにはならないのです。
それなのに使い続けるのに苦痛を感じるCMSを選んでしまえば、いつしかそのサイトから遠ざかってしまうことになるでしょう。
私の場合はどうかと言えば、上述のWordPressやMovableTypeといったメジャーなCMSは、私にはあまり馴染めませんでした。
私がこのサイトの作成に使っているのは、
「SIRIUS」
というCMSです。
ご覧のように、洗練されたデザインで、かつ大量のページを楽に量産することができるからです。
もちろん、私との相性は良くても、あなたには合わない可能性もありますが、興味を持った方は一度試してみて下さい。