転職コンサルが起業・副業の話をする理由
なぜ自力でお金を稼ぐ話をするのか
私は元々転職コンサルタントですが、転職しないキャリア形成も含めて広くキャリアコンサルタントとしてサラリーマンの方にアドバイスしています。
いずれにしても、「サラリーマンとして成功する」ための情報提供を行うことが私のメインタスクです。
しかしこのパートでは、会社からの収入ではなく、社外で自力でお金を稼ぐことについてお話したいと思います。
なぜなら、サラリーマンという職業が、今後ますます厳しい状況に置かれることが予想されるからです。
私は転職コンサルタントとして、少しでも良い条件で転職できるよう実戦的なアドバイスを行ってきました。
その一方で、在職の方に対しては安易に転職に走らないように注意もしてきました。
それは、転職はけっしてバラ色ではなく、多少の不満はあっても、会社に留まって今の収入やポジションを大切にした方が良いことが多いからです。
しかし、多くのコンサル受講者と接しているうちに、ただ会社に留まることを勧めるだけでは不十分であることを実感するようになってきました。
想像以上に「会社が当てにならない存在になりつつある」ことが見えてきたからです。
非正規雇用への動きは止まらず、年収も「低止まり」したまま。
悪化する労働環境に、理不尽な仕打ち。
会社に残れるのはまだマシで、大手企業ですら大規模なリストラを行なって大量の失業者を作り出す時代です。
かと言って、今は国ががっちり守ってくれる時代でもありません。
国自体が莫大な借金で青息吐息であり、セーフティーネットの網目は広がる一方です。
そして消費税等の増税や社会保険料の増額、さらには医療費負担の増加や年金受給の先送りも予想されます。
会社や国を当てにできる時代は、もう終わったと考えなければなりません。
自分の身は自分で守らなければならないのです。
そのために最も大切なことは、「稼ぐ力」です。
「今の会社でいっぱい稼いでるから大丈夫」
と思っている人もいるかもしれませんが、サラリーマンの給料は「もらう」お金であり、あなたが稼いだお金ではありません。
もし会社組織を離れても自力で収入を得られる力や手段を持つことが、今後ますます必要になっていきます。
逆に、自力で稼ぐ力や手段さえあれば、あなたは本当の意味で自立した職業人になり、会社に頼らなくてもよくなります。
給料が減ったら副業で補えばいい。
会社を突然クビになっても自力で食いつなげる。
会社に行くよりむしろ稼げる。
定年になっても収入はなくならないから安心。
そんな風になれたら、怖いものがなくなります。
「もらう」のではなく「稼ぐ」。
その足がかりをこのサイトで得てもらえたらと思います。