6社目でついに希望の職場を獲得:Tさん(40代男性)の転職活動
Tさんの転職活動(40代男性・マーケティング)
Tさんは40代半ばで、広告制作からマーケティングに軸足を移しながらキャリアを積んできました。
しかし、その道のりは順風満帆とは程遠く、会社の業績悪化、所属部署の閉鎖、不本意な異動命令などが続き、5社目となる直近の職場も10ヶ月ほどで退職されていました。
6社目となる転職活動はさらに苦労が増し、独力での転職活動に見切りをつけて、まずは書類作成のコンサルティングを受講されました。
Tさんの場合、最も長かった会社でも5年ほどであり、転職回数の多さ・在職期間の短さがウィークポイントとなっていました。
しかし、退職理由の多くは会社に起因するものであり、説明の仕方を工夫すればダメージは最小限に抑えられると感じました。
また、Tさんのマーケティングのキャリアは決して長くなく、純粋なマーケターとしては実績的に見劣りすることは否めませんでした。
その一方で、Tさんは元々広告物を制作するクリエイターであり、印刷物やウェブのデザインにおいては十分な経験がありました。
そこで、豊富なクリエィティブスキルを持つマーケターとしてアピールポイントを明確に打ち出すことで、ライバルのマーケターとの差別化を目指しました。
書類の完成後は応募・面接のコンサルティングも受講頂き、目標としていた春採用を無事達成し、本当に納得できる職場を手に入れられたのでした。
Tさんに頂いた感想
受講前の状態
前職をわずか10ヶ月で退職しました。思うようなキャリアアップは望めず、さらに精神衛生上良くない職場で、辞めるリスクよりも我慢して残るリスクの方が高いと判断したからです。
45歳で5社を経験し、その上1年足らずの退職ですからかなり厳しい状況になることは覚悟していましたが、面接では退職理由についてほぼ必ず訊かれ、その説明に大変苦慮しました。そして短期での退職は想定以上にリスキーなものでした。離職した11月から12月の2ヶ月間は自己流で進めましたが、書類通過率は15%足らずで、二次面接までなかなか進めず強い焦りを感じてきました。そのときYouTubeで和多田さんの動画をたまたま拝見し、一度無料相談を受けてみようと思い立ったのです。
受講を決めた要因
こうして昨年末にご相談をさせていただいたものの、正式に受講したのは年明け1月を2週過ぎてのタイミングでした。話をお聞きし、まずは和多田さんの著書を購入して自己PR文や書類を作成し、2週間ほど活動して手応えがなければ受講しようと考えたのでした。また、当時は面接で感触の良い会社もあったので受講が無駄になるのではということもあり直ぐには踏ん切りがつきませんでした。
そして大きな手応えのないまま2週間が経過しました。そして再び和多田さんに自作の書類をチェックしていただいたところ、「改善の余地は大いにあり、勝負できる体制になっていない」と指摘をうけました。これ以上自力での改善は難しいと思い、ここでようやく和多田さんを信じてプロの力を借りようと受講を決めたのです。今から考えると離職期間が伸びるほど選考で不利になりますし、なるべく早期に受講し書類をしっかり完成させて戦闘態勢を整えるべきだったと思います。
受講してみての印象
まず自己PR文の作成からスタートしましたが、過去の業務エピソードから上手くストーリー立てて読み手の共感を呼ぶ文章にまとめていただきました。これは書籍を読んで見よう見まねで作っても到達できないもので、その時点で依頼して良かったと実感しました。
その次に既存の履歴書、職務経歴書のブラッシュアップです。受講前はエージェントなどからもそれなりに評価されていたので多少自信はあったのですが、和多田さんのご指導に添って作成し直すと誰の目にも明らかなほど書類の完成度は上がりました。これで書類の完成度に対する不安は一掃され、あとは応募するのみと前向きな気持ちになりました。
受講しての成果
受講後の書類通過率は受講前に比べて約1.5倍になりました。さらに書類が通過した企業は、書類から好印象を持っていただいたようで、その後の面接がスムーズに進んだように思います。
書類を十分準備しても年齢やスキルで落とす会社は落とされます。限界近くまで書類の完成度を上げていただいたため、落ちてもすんなり諦めがつき次へと切り替えることができたのは大きかったです。
また、私の場合は郵送応募を基本としながらも、「応募締切期限が近い」、「条件などが応募が少ないだろうと思われる」、「落ちてもダメージがないほど志望度が低い」という求人にはあえてWEB応募(2割程度)をしていました。もちろん郵送応募が基本ですが、到着までのタイムラグや、郵送費や封筒代などのコストが多少なりともかかるデメリットが有りますので、求人内容に応じて試してみようと考えたのです。仮に不採用でもダメージは殆どないわけですから。
結果としては、書類通過の3割程度がWEB応募経由となりました。これはブラッシュアップした職務経歴書がベースとなったからこそでもあります。
こうして迷い無く求人応募や面接に取り組んだ結果、受講から2ヶ月弱で仕事内容や待遇面も満足のいく企業から内定をいただくことができました。私は書類作成支援だけでなく、活動の支援も追加でお願いしたのですが、4月までに必ず転職を成功させるつもりでしたので最善を尽くしました。
和多田さんの著書には、転職活動は営業活動であり、応募書類はDMというほぼ唯一の営業手段といった内容が書いてありましたが、本当にその通りだと思います。書類の完成度に不安がある方はぜひ和多田さんの書類作成支援サービスを受け、強力な営業DMツールを手に入れることをおすすめします。
よく読まれる関連ページ
- 内定を見送った判断がポイント:Eさん(50代男性)の転職活動
- 派遣社員から正社員の管理職への転職:Hさん(40代男性)の転職活動
- 地方で、自営業からの再就職を果たす:Yさん(30代女性)の転職活動
- 6回の転職と1回の独立から第一志望に:Hさん(40代男性)の転職活動
- 苦手な面接を突破して元の業界にリベンジ:Mさん(20代男性)の転職活動
- 働きながら地方から東京への転職に成功:Hさん(40代女性)の転職活動
- 書類の徹底見直しで長期失業にピリオド:Wさん(40代男性)の転職活動
- 別業界への転職を思い留まって内定獲得:Fさん(30代男性)の転職活動
- 応募方法の工夫でリストラから早期内定:Kさん(40代女性)の転職活動
- イレギュラーなキャリアも「営業力」で挽回:Kさん(30代男性)の転職活動
- 自己PR文の効果で二度の転職に成功:Yさん(40代男性)の転職活動
- ウリがわからず苦戦した日々から一転:Nさん(30代男性)の転職活動
- 求人が少なくても好きな仕事にこだわる:Oさん(50代男性)の転職活動
- 一部上場企業のプライドを支えに転職:Hさん(50代男性)の転職活動
- 初めての転職で万全を期しコンサル受講:Tさん(30代男性)の転職活動
- 社内の期待に苦悩しながら大手企業へ:Nさん(40代男性)の転職活動
- 10年超の自営業から民間企業の管理職へ:Yさん(40代男性)の転職活動