イレギュラーなキャリアから役員候補に:Kさん(30代男性)の転職活動
Kさんの転職活動(30代男性/IT/営業コンサル)
Kさんは40歳を目の前にしたアラフォー世代。
前職を退職後3ヶ月あまり自分で活動したものの、転職活動の経験が乏しかったこともあって全滅。
局面を打開するために受講を申し込まれました。
Kさんの最大のネックは、そのイレギュラーな経歴でした。
- アルバイトに打ち込みすぎて単位が取れず、大学を中退。
- 最初に就職したIT企業を数ヶ月で退職。
- ITスキルを活かして会社を起こして社長になるも、経営には向かず数ヶ月で退任。
と、数々の失敗と寄り道をしてきたKさんでしたが、そのITスキルとそれを活かしたマーケティングスキルは抜群のものがありました。
その後Kさんは特定派遣社員として働き始め、一気に結果を残し始めます。
Kさんの仕事は、マーケティングのプロとして派遣先に常駐して集客を請け負う仕事であり、まさに結果がすべての世界ですが、その実績は聞いて驚くほどのものでした。
ただ、残念なことに応募書類ではイレギュラーなキャリアだけが印象的で、その能力の高さや実績のすばらしさがうまく伝わってこなかったのです。
しかし、そこは営業のプロ。
一緒に書類のブラッシュアップを終えた後は積極的に応募活動を行い、応募の3社に1社は面接が入るようになりました。
そして最終的には、小規模の企業ながら、役員候補の管理職として高い評価で採用されたのでした。
Kさんから頂いた感想
このたび、無事内定をいただくことが出来て、和多田様の支援には大変感謝しております。
40歳に近い年齢で、ITの営業職という厳しい雇用環境の中、規模は小さいのですが、将来性のある企業から内定をいただき、来月から出社するのが非常に楽しみになっています。
内定先の社長からは「営業チームは30歳の若手が1人の状況なので、将来は営業部門の役員候補として会社を大きくして欲しい」と期待をかけられています。
IT業界の営業といっても、エンジニアの特定派遣の営業から自社システムの販売の営業までたくさんあります。
私の性格的にエンジニアの特定派遣の営業は向いていないことも、たくさんの数を応募し、たくさんの面接を受ける過程で気付かされたことです。
和多田様の支援には「とにかく、まずは応募数を絶対的に増やすこと」というテーマがありました。私の場合は、
- 応募数:30社
- 面接 :10社
- 内定 : 1社
という内訳でしたが、面接を受けてこちらからお断りする会社も多々ありました。
応募数が少なかったら、今の会社には巡りあわなかったかもしれません。
また、1人ぼっちの転職活動は先が見えないことが多いです。書類選考で落とされると、このまま無職のままなのではないかと不安になることもあります。
そんなときに、和多田様との毎日のメールや週1回の定例ミーティングには励まされました。
受講費用は個人にとっては、決して安いサービスではありませんが、将来を左右する「転職活動」を成功させるためには必要なサービスだと思います。
特に、私のような中高年の方には自分のキャリアの棚卸しも含めて、自分を見つめ直す良い機会だと思います。
短い期間でしたが、本当にありがとうございました。
よく読まれる関連ページ
- 内定を見送った判断がポイント:Eさん(50代男性)の転職活動
- 派遣社員から正社員の管理職への転職:Hさん(40代男性)の転職活動
- 地方で、自営業からの再就職を果たす:Yさん(30代女性)の転職活動
- 6回の転職と1回の独立から第一志望に:Hさん(40代男性)の転職活動
- 苦手な面接を突破して元の業界にリベンジ:Mさん(20代男性)の転職活動
- 働きながら地方から東京への転職に成功:Hさん(40代女性)の転職活動
- 書類の徹底見直しで長期失業にピリオド:Wさん(40代男性)の転職活動
- 別業界への転職を思い留まって内定獲得:Fさん(30代男性)の転職活動
- 応募方法の工夫でリストラから早期内定:Kさん(40代女性)の転職活動
- 自己PR文の効果で二度の転職に成功:Yさん(40代男性)の転職活動
- ウリがわからず苦戦した日々から一転:Nさん(30代男性)の転職活動
- 求人が少なくても好きな仕事にこだわる:Oさん(50代男性)の転職活動
- 6社目でついに希望の職場を獲得:Tさん(40代男性)の転職活動
- 一部上場企業のプライドを支えに転職:Hさん(50代男性)の転職活動
- 初めての転職で万全を期しコンサル受講:Tさん(30代男性)の転職活動
- 社内の期待に苦悩しながら大手企業へ:Nさん(40代男性)の転職活動
- 10年超の自営業から民間企業の管理職へ:Yさん(40代男性)の転職活動