20代の方の応募の取り組み方
まずは人材紹介会社から
若くて体力があり、頭も柔らかく、給料も安い20代の方に対しては、企業の採用意欲も旺盛です。
そんな20代の人材には人材紹介会社も積極的に対応してくれますので、まずは人材紹介会社にアプローチすると良いでしょう。
あなたの応募書類にアドバイスをくれ、あなたに合った案件をリストアップし、あなたを企業にプッシュしてくれるだけでなく、面接のスケジュール調整や年収交渉など、面倒な作業も行なってくれます。
人材紹介会社の案件は一般的に条件が良いことが多いので、満足な転職ができる可能性は高いでしょう。
ただし、このサイトで紹介しているような準備作業ができていない状態で、いきなり人材紹介会社にアプローチするのはやめましょう。
人材紹介会社が手厚くサポートしてくれるのは、転職が成立しそうだと「商品価値」を認めた人だけです。
まずは人材紹介会社のコンサルタントに、あなたの価値を認めさせなければ始まりません。
応募書類でも口頭でも、自分のキャリア説明やアピールがしっかりできるように準備してから面談に臨みましょう。
数社の人材紹介会社を開拓し、コンスタントに求人案件の紹介を受けられる体制を作ることができれば、それだけで希望の転職先を得られる可能性は十分にあります。
企業の面接と同じと考え、全力で面談に臨んで下さい。
人材紹介会社が対応してくれない場合は
残念ながら、20代の人材であっても、人材紹介会社が常にサポートしてくれるわけではありません。
学歴や職歴、業務実績などによっては、「申し訳ありませんが…」とサポートを断られることもあります。
あきらめずに何社かにアプローチしていけば、サポートしてくれる人材紹介会社も出てくる可能性はあります。
しかし、万全の準備をした上で5社、10社とチャレンジしてもダメなら、人材紹介会社に見切りをつけて他の応募方法を採るしかありません。
その場合は、
- 1.ハローワーク等で求人案件の紹介を受ける
- 2.自分で求人案件を見つけて直接応募する
のいずれかになります。
ハローワークの場合は民間の人材紹介会社と違って、求職者なら必ず受け付けてくれます。
また、膨大な求人案件を持っていますので、転職に苦労している人にはありがたい存在です。
ただ、人材紹介会社のような手厚いサポートが得られるわけではありませんし、一般論として求人案件の質は高いとは言えないことも事実です。
ハローワークだけに留まらず、求人サイトなどで自力で求人案件を探しての応募活動も並行して行いましょう。
応募先探しは手間ではありますが、20代のあなたなら、このサイトで紹介している求人開拓の知識を活用すれば、希望に合った求人を大量に見つけることができるでしょう。
20代の方の場合は、インターネット上での応募活動でも成果が出せる可能性はありますが、もしなかなかうまくいかない場合は、郵送での応募も試して下さい。
自己PR文を含めてあなたの魅力的な応募書類をそのままの形で届けることで、反応を改善できる可能性が高くなるでしょう。
こうした「直接応募」は、人材紹介会社のサポートが受けられる方にももちろんお勧めです。
人材紹介会社に評価される人材であれば、直接応募に対する企業の反応も期待できますから、直接応募を並行して行うことでより多くの選択肢を得ることができるでしょう。